こんにちは。高円寺の税理士「大勝税理士事務所」です。
節税したいというご要望は税理士として、ほぼ100%のお客様から出る言葉です。
節税自体は、もちろん悪いことではありません。
むしろ、正しく行えば事業を守る大切な考え方です。
ただし――
“やりすぎている節税”をしている人やそもそも会社や個人の利益や納付税額がどのくらいかも把握していないなんてことも、正直少なくありません。
今回は、税理士の立場から
「これはちょっと危ないな…」と感じる場面をお話しします。
① とにかく「経費にしたい」
プライベートの支出を全部経費にしたい
「これ、半分は仕事で使ってます」
レシートはあるから大丈夫ですよね?
気持ちはわかります。
でも税務上は「仕事との関係性を説明できるか」がすべてです。
税務調査で見られるのは
「本当に必要だったか」「誰が見ても妥当か」
経費に入るかどうか=レシートがあるか、ではありません。
② 節税額だけをゴールにしている
「いくら税金減りますか?」
「一番減る方法でお願いします」
この考え方、実はかなり危険です。
節税のために
使わない設備を買う
キャッシュフローが悪化する
…本末転倒になっているケース、よく見ます。
節税は目的ではなく、結果です。
事業や生活を圧迫してまでやるものではありません。
③ ネットの節税スキームを鵜呑みにする
ネットの情報は便利ですが、
あなたの事業に合うかどうかは別問題です。
✔ 売上規模
✔ 事業内容
✔ 家族構成
✔ 将来の計画
これが違えば、正解も変わります。
「他人にとっての節税」が
「あなたにとっての地雷」になることも珍しくありません。
④ 税務調査のことを完全に無視している
「調査は来ないですよね?」
「来たらその時考えます」
実際、税務調査は確率論です。
ただし、やりすぎた節税をしている人ほど目立つのも事実。
調査で否認されると、
追徴税
延滞税
加算税
精神的ダメージもかなり大きいです。
「ちょうどいい節税」とは
✔ 説明できる
✔ 事業に無理がない
✔ 続けられる
✔ 税務調査が来ても耐えられる
これが、長く事業を続ける人の節税です。
「グレーを攻める節税」より
「白で積み上げる節税」のほうが、結果的に得をします。
まとめ
節税は、やればやるほど良いものではありません。
「今の自分にとって、適切かどうか」。
もし、何もわからず節税というだけでやっていたときは、一度立ち止まって考えてみてください。
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