こんにちは。高円寺の税理士「大勝税理士事務所」です。
「やった!今年の確定申告もe-Taxで無事に完了!」
毎年2月~3月は、多くの個人事業主やフリーランスの皆さんにとって、少し憂鬱な時期ですよね。それが終わってホッとしたのも束の間、夏になると「予定納税」という言葉が頭をよぎる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
前年の所得税額が一定以上だった場合に、その年分の所得税の一部を前払いする制度が「予定納税」です。例年、6月中旬頃に税務署から「予定納税額の通知書」が送られてきます。
しかし、「e-Taxで確定申告を済ませたのに、待てど暮らせど通知書が届かない…」「ペイジーで納税もしたし、もしかして今年は対象外?」と不安に思っている方はいませんか?
実はそれ、ペーパレス化に伴い納付書がきていないだけかもしれません。今回は、e-Taxで申告した場合に予定納税の通知が来ない理由と、ご自身の予定納税額を確認する方法について、分かりやすく解説します。
e-Tax申告で通知書が届かない理由
では、なぜe-Taxで申告すると書面の通知書が届かないケースがあるのでしょうか。
国税庁の公式サイトにも案内がありますが、理由はとてもシンプルです。
①e-Taxで「予定納税額の通知書」の通知を希望された個人の方
②「納付書」を使用しない次の手段により納付されている法人・個人の方
ダイレクト納付(e-Taxによる口座振替)
振替納税
インターネットバンキング等による納付
クレジットカード納付
スマホアプリ納付
コンビニ納付(QRコード)
いまどき銀行窓口で納付することはあまりなく、②に該当して納付書が届かないみたいです。
予定納税額の確認方法
上記②のペイジーとかで支払っていると、なんとetaxにログインしても納付データがないのです!!なので、ご自身で金額を算定しネットバンキングデータを作成して期限までに納付する必要があるのです。なので、税務署に電話して納付額を聞くのが手っ取り早いかと思います。納付忘れ防止のためにも口座振替で対応するしかないですかね。。
納付を忘れるとどうなる?
予定納税は、法律で定められた義務です。もし納付期限(第1期分は7月31日)までに納付しなかった場合、納期限の翌日から納付する日までの日数に応じて延滞税がかかってしまいます。
「通知が来なかったから知らなかった」という理由は通用しませんので、注意が必要です。
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